資格

大学を卒業してからの司書資格の取得

この記事を読むべき人
  • 在学している大学で司書課程を取ることができない人
  • 在学していた大学で司書課程をとることができなかった人
  • 司書講習に興味がある人
  • 働きながら司書資格を取得したいと考えている人

はじめに

司書資格というのは原則大学で単位を修得することにより取得できるものです。しかしながら、大学によっては司書資格に関する講義を受講することに対して所属による制限を設けているところもあります。

 

実際、YoH坊 よーぼーの通っていた大学・学部学科では司書資格の講義を履修する資格がなかったので司書資格を取得することはできませんでした。では、司書資格は大学に再入学しなければ取得できないのでしょうか。

 

私は司書資格が欲しかったので、司書資格について調べてみたところ「学士」を持っていれば(大卒であれば)「司書講習」なるものを修了すれば司書資格を取得できるということがわかりました。

 

そこで、今回は司書、司書講座について記事を書いていきたいなと思います。

そもそも司書とは!?

そもそも司書とはどういったものなのかについて調べていきたいと思います。国語辞典で調べると、「書籍の整理・保管・閲覧などを扱う資格」 とあります。

 

抽象的で分かりにくいですね。文部科学省の司書について記載されているページを参照してみると下記のような説明がなされています。

 

「司書は都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。司書補は司書の職務を補助する役割を担います。司書・司書補になるための資格は司書講習を受講するほか大学・短大で単位を履修することで取得できますが、司書・司書補として活躍するには当該自治体の採用試験を受けて図書館に配属されないといけません。」

 

簡単にいうと情報の分類、検索を行う専門職ということなのでしょうが、外部の人とは「本の貸し出し」でのコミュニケーションが多いので「本の貸し出し」をしてくれる人のイメージが強いのではないでしょうか。

 

海外の「図書館司書」とはイメージがだいぶ異なります。例えばアメリカではALA認定を受けた専門職大学院で「修士」の学位を取得しなければ、そもそも「図書館司書」の資格を取得することができません。

 

それだけ専門職として確立されていると言えるでしょう(問題が全くないわけではありません)。

 

日本においては、大学学部で規定の単位を修得して「司書」の資格を取得するのが一般的でしょう。また、大学を卒業した上で司書講習を修了するといった方法もあります。

 

この辺に日本の「司書」の待遇の悪さの要因があるのかもしれません(海外の司書の待遇が良いというわけではありませんが日本よりはマシ)。

司書講習について

司書講習とは概ね毎年7月〜9月にかけて全国9大学程度で実施される集中講習で、講習では図書館に関する専門科目について学習します。

 

講習の実施大学、期間、問い合わせ先については毎年3月下旬から4月上旬に官報に告示されているようです。司書講習の受講資格は以下のとおりです。

 

司書講習の受講資格
  • 大学に2年以上在学(短大卒業者含む)し、62単位以上を修得しているか又は高等専門学校を卒業していること。
  • 2年以上司書補(国立国会図書館又は大学若しくは高等専門学校の附属図書館の職員で司書補に相当するものも含む)として勤務した経験があるもの

注1)講習の受講に際し在学している(していた)学部学科及び履修した科目は問いません。また年齢制限もありません。
注2)上記の1か2の資格があれば講習の受講・修了はできますが、1なら卒業すること2なら司書補としての経験年数が3年以上になることを満たさなければ、司書となる資格は成立しません。

 

参考までに平成30年度に司書講習を実施していた大学について調べてみると

平成30年度に司書講習を実施していた大学

  • 富士大学
  • 聖徳大学
  • 明治大学
  • 鶴見大学
  • 愛知学院大学
  • 桃山学院大学
  • 別府大学

 

以上7つの大学が講習を行っていたようです。いずれも2ヶ月間くらいの短期間で規定単位を修得するための講義・試験を受けるようです(明治大学のメディアは除く)。これらの講座は受けるにはいずれも作文・書類審査を突破しなければなりません。

 

定員は100名前後で受講希望者が併願する可能性があることを考えると、しっかりと対策する必要があると思われます。

フルタイムで仕事をしているならこの大学を選択せよ

いくら司書講習実施している大学がいくらあっても、フルタイムで仕事をしていると2ヶ月も休んで司書講習に参加するというのは難しいですよね。

 

そこで、フルタイムで仕事をしていても司書資格をとることができるのが明治大学のメディアによる司書講習八洲学園大学または近畿大学通信教育部 図書館司書コースでの履修です。

 

どれを選択しても単位を大学に行くことなく修得できます。ただ大きな違いとしては、明治大学のメディアによる司書講習は講義中心ですが八洲学園と近畿大学の司書コースはテキスト学習が中心となります。

 

2ヶ月間連続での司書講習よりも費用が高めな傾向です(明治大学が22万円、八洲学園が25万円、近畿大学が16万円)。

 

明治大学のメディアによる司書講習は4月からという縛りがありますが、八洲学園大学の方はいつでもはじめられる(入学時期は4月・7月・10月・1月の年4回)という点で異なります。

 

最後に近畿大学ですが、入学時期は4月・10月の年2回です。まとめると以下のようになります。

 

まとめ
  • 講義中心で履修したい  →明治大学
  • すぐ勉強をはじめたい  →八洲学園大学の司書コース
  • とにかく安く取得したい →近畿大学通信教育部 図書館司書コース

 

YoH坊
YoH坊
こちらは明治大学司書講習(メディア)のパンフレットです。基本的にはインターネットに載っている情報と同じことが記載されていますが、出願用の資料が同封されていたりするので資料請求したほうが便利だと思われます。

司書講習選考の対策について

先に説明したとおり、司書講習には定員がありますので参加するにはその選考に通過する必要があります。

 

だいたい、作文のテーマはというと「司書講座の志望動機」「図書館司書になってやってみたいこと」などほとんどがオーソドックスなものです。ですから、注意が必要なところは以下の4点でしょう。

 

提出する作文を執筆する際の注意点
  • 文章を書くルールを守ること(細かいところまでチェックすると意外とダメな人が少なくないです。)
  • 誤字・脱字(作文は手書きのところが多いですからこれも要注意!!)
  • 指示されていることがしっかりと書かれていること
  • 指定された文字数を満たすこと(指定文字数の9割程度は必ず埋めましょう。)

 

これら4点に加えて可能な方は文章の構成についても考えると良いでしょう(講習ではレポートを書くこともあるでしょうから文章の構成について考えることは良いことです)。

YoH坊 よーぼーの提出した作文の構成

前提として私が申し込んだ司書講座は500〜800文字の作文の提出が必要でした。司書講座に求められる作文の分量としては多いほうだと思われます。

 

そこでまずは大まかに書きたいことを決めます。私は以下のようにしました(以下の例は800文字の場合)。

1図書館司書講習の受講を志望した理由

  • 卒業した大学では司書に関する講座の受講資格がなかったこと(100文字)
  • 大学卒業後、図書館司書に再び興味を持ったこと(300文字)

2図書館司書講習を受講して学びたいこと

  • 図書館司書に関する本を読んで興味をもったこと(300文字)
  • 今度の展望(自分の職業と組み合わせて)(100文字)

 

だいたいこんな構成になるようにあらかじめ要素ごとにまとめていました。これは私のやり方なので自分のやりやすい方法で作文を完成させると良いでしょう。

おわりに

講習の内容についてはまた別の記事にします。内容についての記事は取得資格別記事一覧をご覧ください。これから増えていくと思います。

 

では今回はこの辺で。ちゃーおo(^▽^)o

 

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