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社会調査士科目 受講記

この記事を読むべき人
  • 「社会調査士」に興味がある人

はじめに

「社会調査士」の資格取得に関してメリットがあるのかということを知りたい方がこのブログの訪問者の中でも多いみたいなのでもう少し掘り下げて記事を書いてみても良いかなと思いました。

 

というわけで、社会調査士科目の受講記を記事にしていきたいと思います。「社会調査士」の資格を取得・申請しようと思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。

【A】社会調査の基本的事項に関する科目の受講記

形式

まず形式についてですが、講義形式の授業でした。レジュメが配られて、パワーポイントで説明という大学ではオーソドックスな形式です。

授業回数と講義スケジュール

90(分)×15回です。これは社会調査協会のカリキュラムで決まっているらしいです。

第1回   社会調査とは何か
第2回   社会調査とは何か、社会調査の歴史
第3回   社会調査の倫理と社会調査のファーストステップ1
第4回   社会調査のファーストステップ2
第5回   社会調査のファーストステップ3
第6回   社会調査の基本ルールと基本の道具1
第7回   社会調査の基本ルールと基本の道具2
第8回   質問文の作り方
第9回   質問文の作り方の復習
第10回 選択肢の作り方1
第11回 選択肢の作り方2、サンプリングという考え方1
第12回 サンプリングという考え方2
第13回 サンプリングという考え方3
第14回 調査票調査のプロセス
第15回 調査結果を分析しよう

 

参考までに私が受講した講義のスケジュールを載せておきます。

到達目標

社会調査、調査倫理について説明できるようにする。また、社会調査の種類とそれらの特徴について説明できるようにする。

 

私が受講した講義のシラバスにはこのように書かれていました。

テキストについて

大谷信介ほか編『新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房。が指定されていました。

 

この他にも、講義内ではW.F.ホワイト(奥田道大・有里典三訳)『ストリート・コーナーソサエティ』有斐閣。や宮本常一ほか『調査されるという迷惑-フィールドに出る前に読んでおく本』みずのわ出版。や佐藤郁哉『暴走族のエスノグラフィー-モードの叛乱と文化の呪縛』新曜社。

 

などを【G】社会調査を実際に経験し学習する科目を履修する前までに読んでおくと良いと説明を受けました。

成績評価の方法

これは大学や教員によって異なるので、私が受講した時のことを参考に紹介します。

  • テスト期間中にテスト(マークシートと論述) 100%

 

印象に残っていること

【A】社会調査の基本事項に関する科目で特に印象に残っているのは、「必要サンプル数の計算式」です。期末のテストに出たかどうかは正直覚えていないです。

 

ゼミナールでこの計算式を使ってサンプル数を出して量的調査を行った記憶があるので、基本的事項に関する科目とはいえ、役に立ちました。

α=母集団特性値の推定を誤る確率(5%の場合はK(α)=1.96)
ε=標本比率につけるプラスマイナスの幅(%)
N=母集団の大きさ、n=必要サンプル数、P=母比率(%)

(出典:『新・社会調査へのアプローチ』)

 

YoH坊
YoH坊
『新・社会調査へのアプローチ』ではこういった計算式になるようですが、他の文献を確認すると「必要なサンプル数」を調べる公式はほかにもあるようです。実際に量的調査で「必要サンプル数」に関する公式を使用する場合は担当教員に確認をとると良いでしょう。

 

最後に私の出身大学では1年次春学期の必修科目でした。1年次春学期の必修科目ということもあってかそれほど難しいことはやりませんでした。

 

ただ、社会調査協会のカリキュラムに沿った授業にしなくてはならないらしいので講義の進行は早いと思われます。

 

大学で科目を履修して単位を修得することで取得できる資格はすべて同様です。履修する場合はしっかりと復習しましょう。

【B】調査設計と実施方法に関する科目の受講記

形式

形式は講義形式の授業でした。レジュメが配られて、パワーポイントで説明という大学ではオーソドックスな形式です。

授業回数

90(分)×15回です(2単位分の授業)。これは社会調査協会のカリキュラムで決まっているらしいです。

第1回 質的調査の基本1
第2回 質的調査の基本2、聞き取り調査1
第3回 聞き取り調査2
第4回 聞き取り調査3、参与観察法の実践
第5回 聞き取り調査4。参与観察法2
第6回 参与観察法3
第7回 参与観察法4
第8回 ドキュメント分析1
第9回 ドキュメント分析2
第10回 ドキュメント分析3
第11回 休講のためレポート
第12回 ドキュメント分析4
第13回 レポートを受けて、まとめ
第14回 まとめ
第15回 まとめ

 

参考までに私が受講した講義はこのようなスケジュールでした。

 

YoH坊
YoH坊
「まとめ」が多いように思われますが、社会調査士科目【A】社会調査の基本事項の科目とセットで受講する通年の科目だったので26〜27回分を振り返ることを考えると実際はそうでもありません。

到達目標

社会調査の企画、調査データの管理、基礎な分析、調査報告書の作成ができるようになる。

 

私の受講した講義のシラバスにはこのようなことが書かれていました。

テキストについて

【A】社会調査の基本事項に関する科目を担当されている先生が【B】調査設計と実施方法に関する科目も担当されていたので指定されたテキストは【A】と同じでした。

 

大谷信介ほか編『新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房。が指定されていました。

 

この他にも、講義内ではW.F.ホワイト(奥田道大・有里典三訳)『ストリート・コーナーソサエティ』有斐閣。や宮本常一ほか『調査されるという迷惑-フィールドに出る前に読んでおく本』みずのわ出版。や佐藤郁哉『暴走族のエスノグラフィー-モードの叛乱と文化の呪縛』新曜社。

 

などを【G】社会調査を実際に経験し学習する科目を履修する前までに読んでおくと良いと説明を受けました。

成績評価

これは大学や教員によって異なるので、私が受講した時のことを参考に紹介します。

  • テスト期間中にテスト(マークシートと論述) 70%
  • (受講生同士で)聞き取り調査を行い、調査報告書の作成・提出 30%

 

印象に残っていること

割合で考えると、量的調査よりもむしろ質的調査について扱うことが多かったように思います。

 

これは社会調査士のカリキュラム上、量的調査に関する科目のほうが多くて質的調査を座学で主に扱うのは【E】との選択科目である【F】質的調査と分析の方法に関する科目くらいなので仕方ないのかもれません。

 

社会学系の専攻だと卒論で調査が必要とする場合があります。実際に私の場合は、質的調査を行って卒論を執筆していますのでこの科目での知識は役にたったと言えると思います。

 

量的調査、質的調査って何ですか?

 

YoH坊
YoH坊
質問紙で得られたデータを軽量的に処理して統計的分析を行うのが量的調査。 量的調査のように形式を持たずに状況に応じて対応を変えていくのが質的調査。かなり簡単に説明するとこんな感じです。

 

最後に私の出身大学では1年次秋学期の必修科目でした。実習ではないので事前準備などはいりませんが、社会調査協会のカリキュラムに沿った授業にしなくてはならないらしいので講義の進行は早いと思われます。

 

大学で科目を履修して単位を修得することで取得できる資格はすべて同様です。履修する場合はしっかりと復習しましょう。

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